パン焼き器で鏡餅ができた。買わなくて済むわ。

⭐️⭐️⭐️⭐️ プッツアーティの短編集で、岩波文庫版の脇功氏訳と、この光文社関口英子さん訳の翻訳比べをしてみた。詳細は下記書表参照してください。脇氏未収録の中にもたくさん面白いものがあったが、海洋版「タタール人の砂漠」というべき、「戦艦<<死>>」は…

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ プッツァーテイの出世作。無用な国境の無用な砦で無為な軍隊生活を過ごさざるを得なかったある将校の姿を通じて人生そのものを描き切った傑作。伝説の騎馬民族タタール人の名を冠した砂漠の風景描写、更には表紙カバー写真も見事だ。 タタール人…

⭐️⭐️⭐️⭐️ イタリア文学の名翻訳者脇功氏が亡くなられたそうである。享年82歳とお聞きする、謹んで哀悼の意を捧げたい。合掌。 そんな氏の簡潔明瞭で時代を経ても古びない、そしてイタリア語を彷彿とさせる柔らかさも持ち合わせた名訳を楽しめるのが、イタリ…

⭐️⭐️⭐️ 江國香織の短編集で、1989年から2003年までの作品があるので質量ともばらつきはあるが、表題作がやはりよい。その他には「きらきらひかる」の続編「ケイトウの赤、やなぎの緑」、「清水夫妻」、「とろとろ」あたりが読みどころ。 ぬるい眠り 江國香織…

⭐️⭐️⭐️⭐️ Polish Pianism: maybe the first compilation album of polish jazz piano pieces which my FB friend Mr. Shirao (aka Horashio) compiled. Beatiful pieces & jacket photo! 私のブログ時代からの友人、Facebookフレンドのオラシオさん選曲解説…

⭐️⭐️⭐️⭐️ 過去最高の映像と相変わらず単純なイデオロギーと。最後はやっぱり自己犠牲とチャンバラか、みたいな。ソロの息子が存在感を増していたのは立派なもの、キャリー・フィッシャー追悼のエンドロールが泣かせる。 http://eiga.com/movie/84134/

新車のスバル・インプレッサが来て2週間、再度山ドライブウェイを飛ばしてビーナスブリッジまで往復。四駆と高剛性のシャシーの威力は凄い。エンジンはまだ上まで回り切らない感じ。

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 2017年度ノーベル文学賞を受賞したKazuo Ishiguro（カズオ・イシグロ）のノーベル賞記念講演録が早くも出版された。自らの出自を振り返るとともに、デビュー作「遠い山なみの光」、転機となった幾つかの作品（「日の名残り」「わたしを離さないで…

⭐️⭐️⭐️⭐️ 小川洋子らしい無名性の世界の中で描かれる小鳥の小父さんの一生。 ことり 小川洋子 朝日新聞出版 626円 Amazonで購入書評