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続 ゆうけいの月夜のラプソディ 的な

パーマネント神喜劇 / 万城目学

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  万城目学の小説で唯一未読だったのが2017年発表の「パーマネント神喜劇」でした。この春に文庫化されたのでようやく読んでみました。

 

 派手な柄シャツを小太りの体に纏い、下ぶくれの顔に笑みを浮かべた中年男。でもこれは人間に配慮した仮の姿。だって、私は神だから──。千年前から小さな神社を守る恋愛成就の神は、黒縁メガネにスーツ姿の同僚と共にお勤めに励む。昇進の機会を掴むため、珍客がもたらす危機から脱するため、そして人々の悠久なる幸せのため。ちょっとセコくて小心で、とびきり熱い神様が贈る縁結び奮闘記!