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続 ゆうけいの月夜のラプソディ 的な

詩集

エミリ・ディキンスン アメジストの記憶 / 大西直樹

⭐️⭐️⭐️⭐️ 先日レビューしたアンソニー・ドーアの短編集「Memory Wall」、その中でもとりわけ秀逸なドーア流ジュブナイル小説が「River Nemunas」。カンサスの少女Allieが両親を事故で亡くし、リトアニアの祖父の元で暮らす物語であるが、リトアニアに旅立つ…

夕方らせん / 銀色夏生

⭐️⭐️⭐️ 詩人銀色夏生さんの珍しい短編小説集。やっぱり詩人らしい文章が心地良い。 夕方らせん 銀色夏生 新潮社 円 Amazonで購入書評

君のそばで会おう / 銀色夏生

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 銀色夏生さんの、いつもわたしを励ましてくれる詩集。君のそばで、はBy your side=君の味方、という意思が込められていると思う。

池澤夏樹 詩集成

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 池澤夏樹の原点である詩集。「塩の道」には本人曰くの「若気の至りの稚拙さ」はあるが、父母のマチネ・ポエティクの影響、のちの彼の小説群の萌芽が見られて興味深い。