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続 ゆうけいの月夜のラプソディ 的な

ふうらい姉妹 第四巻 / 長崎ライチ

⭐️⭐️

   美女だけど残念な姉妹のゆる〜いギャグが持ち味のふうらい姉妹も最終巻。長崎ライチのお二人、お疲れさまでした。というわけで第四十一回ー第五十二回、最終回、特別編「いろどり広場(イラストギャラリー)」、おまけ漫画「電車にて」、「いろどり広場(エピローグ)」収録。

 

  さすがに第四巻になると4コマ漫画の方はネタ切れ気味で、あっと言わせるような発想や抱腹絶倒の笑いはなくなってきた。終わるのは勇気が要ったと思うが正解だと思う。

 

  そして4コマを捨て、第五十二回、最終回を普通の漫画として描いたのが良かった。

  第五十二回は大団円として、新キャラ 、かつて一世を風靡した歌手・夢見さくら子のコンサートをもってきた。彼女のコンサート衣裳をれい子が作ることになり、そのコンサートに今までのキャラが勢ぞろいしてそれぞれの個性を発揮する。お見事。

  そして最終回でれい子はファッションデザイナーとして自立する、、、と思いきや、やっぱり鳳さんのお店「ほころび雑貨」の店員バイトと二股をかけ、しおりは少しずつ夜に内職するお姉ちゃんに作る夜食がうまくなっていくのだった。。。最終シーンは不覚にもちょっとほろっとしたりして。

 

  最後の「いろどり広場(エピローグ)はそれぞれのキャラのファッションショー的で笑える。

 

  楽しめました。あかつき姐さんありがたう。

 

 ふうらい姉妹

ふうらい姉妹 第二巻

ふうらい姉妹 第三巻

『麗しの姉妹よ、永遠なれ……! 美人なのに残念な姉・れい子と可愛いのにやっぱり残念な妹・しおり。ふたりの「愛」と「変」に満ちた毎日。 かつて一世を風靡した歌手・夢見さくら子との出会いが、姉妹の日々に変化をもたらしていく。 4話56ページを通して描かれる、笑いと涙の最終ストーリーは必見!(Amazon解説より)』