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続 ゆうけいの月夜のラプソディ 的な

がらくた

⭐️⭐️⭐️

 江國香織独特の恋愛小説。最初の恋愛小説「きらきらひかる」から16年の歳月が流れ、江國香織の文章は成熟し過ぎたきらいがある。主人公の言葉を借りれば、ある種の完璧=A kind of perfect = UNIQUE な小説。

 息を吐くように恋情やセックスを文章にする、それはとてもインモラルな感じがするるが、江國香織にとっては当然のことなんだろう。

 
がらくた

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書評