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続 ゆうけいの月夜のラプソディ 的な

漫画

ポーの一族 ユニコーン編

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ ついに出ました、世界にその名を轟かせるJapanese Shojo Manga「The Poe Clan」こと、萩尾望都先生の「ポーの一族」の最新巻「ユニコーン」。 いよいよ40年前の「ポーの一族」の最終章「エディス」と、前作「春の夢」の世界が融合し、新たなポーの…

芸術新潮 2019年7月号 萩尾望都特集

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 芸術新潮がモー様こと萩尾望都を大特集、しかも表紙絵は描きおろし新作、とあれば買わずにいられない、もう永久保存版。 画業50周年記念大特集とあるが、それだけでなく、 ・「ポーの一族 ユニコーン編」が完結し、単行本第一巻がもうすぐ発売にな…

マイブック 2018年の記録

「ブクレコ」や「本が好き!」でやっていた年末恒例行事、その年の読書総括である。今年はこちらですることにした。 2018/12/20現在、公開レビューが111本、下書き中が9本ある。下書きからはおそらく選ぶことはないと思うので、この時点で思いつくままに選…

夢印 / 浦沢直樹

⭐️⭐️⭐️ 浦沢直樹の最新作「夢印(むじるし)」。珍しく一巻完結の作品、長崎尚志の名前がないのも久しぶりじゃないかな?フジオプロの協力とあるのは、今回の主要登場人物として、赤塚不二夫の名キャラクター、「おそ松くん」のイヤミが登場するから。 その…

銀の三角 / 萩尾望都

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 萩尾望都SFの最高峰にして超難解かつ美しい傑作。 銀の三角 萩尾望都 白泉社 650円 Amazonで購入書評

10月の少女たち / 萩尾望都

⭐️⭐️⭐️ 萩尾望都の1970年代の短編集。初期故にさすがに絵もストーリーも少女漫画してる。そんな中でも「精霊狩り」シリーズが魅力。解説はなんと吾妻ひでおしぇんせい! 10月の少女たち 萩尾望都 小学館 710円 Amazonで購入書評

エデン2185 / 竹宮恵子

⭐️⭐️⭐️ 竹宮恵子のコミカルSF「私を月まで連れてって」から派生した、壮大な宇宙船の年代記。 エデン2185 竹宮惠子 eBookJapan Plus 円 Amazonで購入書評

半神 / 萩尾望都

⭐️⭐️⭐️⭐️ 萩尾望都の短編集。わずか16Pの中に、シャム双生児の姉妹の痛切な哀しみを描いた表題作は、萩尾望都の短編の中でも傑出した傑作。他はSF&ファンタジーが殆ど、「ハーバル・ビューティ」「酔夢」「偽王」あたりがいい。 半神 萩尾望都 小学館 円 …

ピアリス / 萩尾望都

⭐️⭐️⭐️ 萩尾望都SF原画展をきっかけに初書籍化された、未完の小説。1994年当時多忙を極めていた萩尾望都が文章だけなら書けるが自信はないとのことで「木下司」名義でイラストを萩尾望都担当という事にして角川書店の「The Sneaker Special」という雑誌に4…

ポーの一族 春の夢 / 萩尾望都

⭐︎⭐︎⭐︎ 萩尾望都先生、40年ぶりの「ポーの一族」の新刊。昨年から月刊Flowersに連載された新エピソードが完結した。ご自身が述べられているように絵も顔も変わったが、とにもかくにも新しい物語が読めるのは嬉しい限りだ。