Count No Count

備忘録、採点表

海外文学

ディアスポラ / グレッグ・イーガン

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ ハードSFの旗手グレッグ・イーガンの代表作の一つ、文学としてのSFを終わらせるような「史上最も難解なSF」(1997年当時)。宇宙における人類の存在意義や宇宙自体の意味を問うた小説は数あれど、ここまでの理論的高みに達した作品はまずないだろう…

4321 / Paul Auster

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ ポール・オースターの新作にて70歳間近とは思えない渾身の大作、等身大の主人公の有り得た四つの人生をアメリカ現代史を背景に並行して描く。最後には恒例の大どんでん返し、相変わらず喰えない人だった。

青い脂 / ウラジーミル・ソローキン

⭐️⭐️ ロシアのポストモダン作家ソローキンの1999年発表のエログロ近未来&パラレルワールド的ディスユートピアSF小説。所謂良い子は読んではいけません的な。