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備忘録、採点表

歴史

うそうそ / 畠中恵

⭐️⭐️⭐️⭐️ しゃばけシリーズ第五作はシリーズ化後初となる待望の長編。一言、ページをめくる手が止まらない素晴らしい出来映え、大満足の一冊。 若だんな、生まれて初めて旅に出る!相変わらずひ弱で、怪我まで負った若だんなを、両親は箱根へ湯治にやることに…

すべての見えない光 / アンソニー・ドーア、藤井光訳

⭐️⭐️⭐️ このブログも300記事目。そこで、このブログで最初に紹介したアンソニー・ドーアの「All The Light We Cannnot See」の邦訳をレビューしてみよう。 So really, children, methematically, all of light is invisible. 数学的に言えば、光はすべて目に…

天子蒙塵 第四巻 / 浅田次郎

⭐︎⭐︎⭐︎ 浅田次郎先生の近代中国史シリーズ第五部「天子蒙塵」いよいよ完結、という事で、第三巻に次いで読了。感無量と言いたいところだが、率直なところ尻すぼみ感しか残らなかった。この巻だけをとってみれば、すべてのエピソードが中途半端なまま。恩田陸…

天子蒙塵 第三巻 / 浅田次郎

⭐️⭐️ 浅田次郎先生のライフワークとも言える、中国史シリーズ「蒼穹の昴」「中原の虹」に続く「天子蒙塵」も早や第三巻。読まねばと思いつつ、他に積読が多くて後回しになっていたが、この壮大なシリーズの完結巻になるという噂の第四巻の予約が始まっている…

逆説の日本史21幕末年代史編IV / 井沢元彦

⭐️⭐️⭐️ 井沢元彦の逆説の日本史、幕末年代史編もいよいよ大詰めに入った。前巻の大混乱期に続いて1865年から1869年まで、日本史史上最高の激動期で、薩長同盟の成立、四境戦争(第二次長州征伐)、大政奉還、王政復古、鳥羽・伏見の戦い、慶喜遁走、江戸城無…

逆説の日本史20幕末年代史編III / 井沢元彦

⭐️⭐️⭐️ 井沢元彦の「逆説の日本史」、この度文庫版でも幕末編が完結したので、残っていた二冊をまとめて読んでみた。 幕末史はあまりにも資料が多すぎ、事件や登場人物が多すぎ、全体像を把握するのがとても難しい時代である。それを井沢は年ごとに分けて検…

空海「三教指帰」-ビギナーズ日本の思想

⭐︎⭐︎⭐︎ 先日読んだ「空海の風景」で司馬遼太郎先生が数々の空海の著作や口伝を詳説されていた。そのうちの一つでも読んでみたいと思っていたが、「三教指帰(さんごうしいき)」が角川ソフィア文庫の「ビギナーズ日本の思想」から出ていた。著者は大正大学講…

空海の風景 / 司馬遼太郎

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 最近司馬遼太郎先生の本を読んでいるのは、この作品を再読したいと思っていたから。「本が好き!」をやめる前から考えていたので、ずいぶん遠回りしてしまったことになるが、ようやく再読した。 できれば発刊当時の感動を味わうべく単行本で読み…