Count No Count

備忘録、採点表

日本文学

蜜蜂と遠雷 / 恩田陸

⭐️⭐️⭐️⭐️ 今頃?と驚いた直木賞受賞作。さすがの表現力には舌を巻くが、コアなクラシック音楽ファンか、のだめカンタービレやピアノの森が好きな人向け。

桜ほうさら / 宮部みゆき

⭐️⭐️⭐️ 久しぶりの宮部みゆき。時代小説を書かせてもうまいことは知っているが、今回は回り道が長すぎ。

海賊とよばれた男 / 百田尚樹

⭐️⭐️⭐️ 映画を観てのあと読み。稀代の経営者出光佐三の生涯を描く。百田流美化はあるにしても偉大な経営者であったことは間違いない。

土の記(上)(下) / 高村薫

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 私が最も尊敬の念を抱く日本人作家、高村薫待望の新刊。わが故郷奈良県の寒村を舞台に「この国のかたち」を描き切り、最後の一頁の客観的記録で読む者の心を震撼させて締める手腕はさすがとしか言いようがない。

まぶた / 小川洋子

⭐️⭐️⭐️ 久々の小川洋子 ホッとする