読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Count No Count

備忘録、採点表

永い言い訳

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 西川美和原作小説の自らの映画化。やっぱり西川美和は映画だ、と思い知らされる傑作。本木雅弘、竹原ピストルの演出はもちろん子役のキャスティングと演出が完璧。アリアになってないが手嶌葵のオンブラマイフも染みる。 http://eiga.com/movie/8…

三月のライオン 前編

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 波海野チカ原作の漫画「三月のライオン」の実写化。コミカルなコマを再現できない分どうしてもシリアスに振れ過ぎる。でもよかった。神木隆之介、染谷将太、佐々木蔵之介がイメージに忠実過ぎるくらい。 http://eiga.com/movie/83116/

on a monday evening / Bill Evans Trio

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 新発掘された晩年のBill Evans Trio(with Eddie Gomez and Eliot Zigmund)の1976年11月15日、マジソン・ユニオン・シアターでのライブ・パフォーマンス音源!健康を害していたとは思えないほどビルのピアノは絶好調。エディのアルコ弾きやエリオ…

カデナ / 池澤夏樹

⭐︎⭐︎⭐︎ 1968年夏のアメリカ統治下の沖縄で、北ベトナムのためにスパイ活動を行う四人の物語。素人の個人が危なっかしく行うところに味がある。スノブな前書きと長いエピローグは要らない、と思う。 https://www.amazon.co.jp/カデナ-新潮文庫-池澤-夏樹/dp/4…

花を運ぶ妹 / 池澤夏樹

⭐︎⭐︎⭐︎ バリ島を舞台とした兄と妹のモノローグで構成された池澤夏樹の小説。ヘロインの恐ろしさがリアル。バリ島もよく描けている。ラストがご都合主義的にハッピー過ぎる。 https://www.amazon.co.jp/花を運ぶ妹-文春文庫-池澤-夏樹/dp/4167561069

水鏡推理6 クロノスタシス / 松岡圭祐

🌟🌟🌟 安定のラノベ職人松岡圭祐の水鏡推理シリーズ早第6巻。今回は電通社員女性の死亡で注目されている過労死がテーマ。あざとい感じもするが、もうまとめ上げるスキルと取材力には脱帽。前書きをきっちりと読むべし。 水鏡推理6 クロノスタシス (講談社文庫) h…

騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編 / 村上春樹

⭐︎ 村上春樹の新作第2部。前巻からのナチス問題に加えて南京大虐殺、エルサレムの壁とどんどん大風呂敷を広げといてほとんど何の回収もされず、話はどんどんつまらなくなって行く。もしこれで終わりなら、失敗作としか言いようがない。

騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編 / 村上春樹

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ エッセイで披露した健全なる創作活動で書かれたであろう村上春樹の新作、新たな文体に挑戦はしているが、相変わらずの性描写の氾濫には辟易。オートグラフとマランツ#7&9(多分)で奏でられるショルティ&VPOの薔薇の騎士は聴いてみたい。

ラ・ラ・ランド

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ アカデミー賞期待大のラ・ラ・ランド。騒ぎすぎかなって感じの、古き良き白人のためのハリウッドミュージカルへのオマージュ作品だった。決して悪くはない。ほろ苦くて魅惑的。 http://eiga.com/movie/82024/

聖なる怠け者の冒険 / 森見登美彦

⭐︎⭐︎⭐︎ シリアスな幻想小説だった「夜行」とは対極にある、いつもの森見登美彦節が楽しめる京都シリーズ。「有頂天家族」「宵山万華鏡」と通底するとの作者弁だが「夜は短し歩けよ乙女」と表裏一体な感じがする。「僕は人間である前に怠け者なのです」の主人…

天使の梯子

Jacob's ladder landed to us in the late afternoon. 天使の梯子が降りて来た午後。

シンドローム / 鬼束ちひろ

⭐︎⭐︎⭐︎ 長いブランクを経ての「剣と楓」以来久々の新作。2011年の神戸でのコンサートでもうだめだなと思っていただけによく帰ってきたなと思う。しかし声質が変わった、独特の狂気を孕むようなハイトーンが影を潜め凡庸な声になってしまった。あの声で相変わ…

不時着する流星たち / 小川洋子

⭐︎⭐︎⭐︎ 小川洋子の新作。ヘンリー・ダーガー、パトリシア・ハイスミス、グレン・グールド、エリザベス・テイラー、牧野富太郎等、実在の人物や出来事を題材をとって小説世界を構築した短編10編が収められている。で、十話とも現実と非現実の狭間を行きつ戻り…

アドルフ・ヴェルフリ展@兵庫県立美術館

⭐︎⭐︎ 二萬五千頁の王国 ファンタスティック・エキセントリック アール・ブリュットの「王」が描いた夢物語。とはいえ、幼女嗜好の犯罪者が半生を統合失調症で精神病院で過ごした男。約50の意匠が執拗に繰り返される画面の隙間をドイツ語と音符が埋め尽くし、…

恋妻家宮本

⭐︎⭐︎⭐︎ お気楽ドタバタコメディと思いきや、意外によく脚本の練られた良質なコメディ。キャストもよい。天海祐希を初めて女性として見ることができた。昔の天海役が元ももクロの早見あかり!信じられないくらい奇麗になってた。エンドロ―ルの吉田拓郎の「今…

新釈走れメロス / 森見登美彦

⭐︎⭐︎⭐︎ 二回目の直木賞候補も惜しくも落選したモリミンこと森見登美彦の、名作パロディ集。安定の京都大学腐れ大学生シリーズだが、さすが名作を下敷きにしているだけあって暴走気味の走れメロスを除いては以外にシリアスだったりする。私の大好きな漱石の夢…

笹まくら / 丸谷才一

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 丸谷才一がジェイムズ・ジョイス的手法を駆使し、徴兵忌避者の戦中戦後を描いた傑作反戦小説。戦中の行きずりの女との優れた恋愛小説ともなっている。

沈黙

⭐︎⭐︎⭐︎ あれだけ遠藤周作の原作に忠実に残酷で崇高な物語を紡いでおきながら、マーチン・スコセッシは最後の最後で原作との根源的な解釈の違いを見せた。残念だ。 沈黙 サイレンスhttp://eiga.com/l/cRy5J

樹影譚 / 丸谷才一

⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 村上春樹の「若い読者のための短編小説案内」で論じられていた六編の短編の中で最も興味をそそられた一編。語り手が丸谷から小説内作家へ変わっていきその作家による小説内小説に移り変わって最後にその作家が異界に落とし込まれる、その手腕は見事…

夜行 / 森見登美彦

⭐️⭐️⭐️⭐️ 惜しくも直木賞受賞を逃した森見登美彦の作品。今までのコミカルな面の裏に隠されていた彼の闇の部分を見事にいたダーク・ファンタジー。でも語り口はやはり森見独特のものがある。

若い読者のための短編小説案内 / 村上春樹

⭐️⭐️⭐️ 今年二月末に待望の新作「騎士団長殺し」が発売される村上春樹。彼の作品中の読み残しの一つ。第三の新人六人を作家の視点から遠慮なく読み解いていく、読者としての村上春樹、さすがの一言。

蜜蜂と遠雷 / 恩田陸

⭐️⭐️⭐️⭐️ 今頃?と驚いた直木賞受賞作。さすがの表現力には舌を巻くが、コアなクラシック音楽ファンか、のだめカンタービレやピアノの森が好きな人向け。

桜ほうさら / 宮部みゆき

⭐️⭐️⭐️ 久しぶりの宮部みゆき。時代小説を書かせてもうまいことは知っているが、今回は回り道が長すぎ。

About Grace: A Novel / Anthony Doerr

⭐️⭐️⭐️⭐️ 「シェル・コレクター」「すべての見えない光」のアンソニー・ドーアの処女長編。予知夢を見る男の波乱万丈の人生。舞台はアラスカからカリブ諸島、そして25年の歳月を経て再びアラスカへ。最終章が深い余韻を残す。が、英語で読むと長い。

Rogue One: A Star Wars

⭐️⭐️⭐️ 意外に面白かったし、よく出来ていた。ラスト30分くらいは本シリーズに負けないクオリティ。あらためてキャリー・フィッシャーに黙祷。 eiga.com

首折り男のための協奏曲 / 伊坂幸太郎

⭐️⭐️⭐️ 殺し屋首折り男と伊坂幸太郎ワールドの常連探偵黒澤の織りなす短編集。マリアビートルの首折り男七尾とは関係ないようで残念。

海賊とよばれた男 / 百田尚樹

⭐️⭐️⭐️ 映画を観てのあと読み。稀代の経営者出光佐三の生涯を描く。百田流美化はあるにしても偉大な経営者であったことは間違いない。

水鏡推理5 ニュークリアフュージョン / 松岡圭祐

⭐️⭐️ ラノベ・ミステリー職人松岡圭祐のシリーズ第五弾。驚きというかお笑いのサブタイトルのダブルミーニング。残念ながらこのシリーズ、もりあがりそうにない。

海賊と呼ばれた男

⭐️⭐️⭐️⭐️ 本年度の大作正統派映画。「永遠のゼロ」の山崎貴監督と岡田准一君の組み合わせは相性良し。他のスタッフとキャストの頑張りにも拍手。 http://eiga.com/movie/83442/

土の記(上)(下) / 高村薫

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 私が最も尊敬の念を抱く日本人作家、高村薫待望の新刊。わが故郷奈良県の寒村を舞台に「この国のかたち」を描き切り、最後の一頁の客観的記録で読む者の心を震撼させて締める手腕はさすがとしか言いようがない。

Satie / Olga Scheps

⭐️⭐️⭐️⭐️ ロシアの若手ピアニスト、オルガ・シェプス Olga Scheps による端正でエレガントなサティ曲集

いまさら翼といわれても / 米澤穂信

⭐️⭐️⭐️⭐️ 米澤穂信待望の古典部シリーズ新刊 短編集だがファンには嬉しい一冊 最後の二編は少しビターだ

誰のせいでもない

⭐️⭐️⭐️ 巨匠ヴィム・ヴェンダース監督の新作。さすが、演出よし、脚本よし、俳優よし。だけどラストはどうかな? http://www.transformer.co.jp/m/darenai/

まぶた / 小川洋子

⭐️⭐️⭐️ 久々の小川洋子 ホッとする

青い脂 / ウラジーミル・ソローキン

⭐️⭐️ ロシアのポストモダン作家ソローキンの1999年発表のエログロ近未来&パラレルワールド的ディスユートピアSF小説。所謂良い子は読んではいけません的な。

Fantome / 宇多田ヒカル

⭐️⭐️⭐️⭐️ さすが宇多田ヒカル http://amzn.to/2g12wD3

SONY MDR-EX750BT

⭐️⭐️⭐️⭐️ 個人的には初のBluetooth Wireless Headset

Buffalo WSR-1166DHP2/N

⭐️⭐️⭐️⭐️ やっぱ最新機は速いわ。

Schumann & Mendelssohn: P-cons / Ingrid Fliter, Antonio Mendez and Scottish Chamber Orchestra

⭐️⭐️⭐️⭐️ Brilliant! Schumann/Mendelssohn: Piano Co https://www.amazon.co.jp/dp/B01BI6VROM/ref=cm_sw_r_cp_tai_-jenybM8YN9JZ

沈黙 / 遠藤周作

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 遠藤周作畢生の傑作。マーチン・スコセッシが映画化、公開間近。

ニャー将棋音頭@三月のライオン

⭐️⭐️⭐️⭐️ 3lion-anime.com

松本零士牧美也子夫婦コラボ展

⭐️⭐️⭐️⭐️ @神戸ゆかりの美術館 本日最終日

水鏡推理IV アノマリー / 松岡圭祐

⭐️⭐️⭐️

水鏡推理III パレイドリア・フェイス / 松岡圭祐

⭐️⭐️

この世界の片隅に

⭐️⭐️⭐️⭐️ http://konosekai.jp/ のん(能年玲奈)が良い。おそらく今年のアニメベスト1。

Songs from the Road / Leonard Cohen

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ https://www.amazon.co.jp/Songs-Road-Leonard-Cohen/dp/B003VSVWA0 RIP and Hallelujah , great poet!

ルノワールとピカソのムーラン・ド・ラ・ギャレット

ピエール=オーギュスト ルノワール(35歳)、1877 パブロ ピカソ(19歳)、1900

ペスト / カミュ

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ ペスト (新潮文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4102114033/ref=cm_sw_r_cp_tai_J0fiybWVAJK18 Nov. 7th is Camus' birthday

鳥取砂丘20161030

なぜ、無実の医師が逮捕されたのか / 安福謙二

⭐️⭐️⭐️ Amazon CAPTCHA